社会保険労務士講座の特徴

私が社会保険労務士試験に合格してから何年か経ちました。
私が受験していた時は通学講座が全盛でした。

 

ちなみに、当時は早稲田セミナーという受験校で講座を受講していたのですが、経営統合で今はTACとして開講しています。
他の資格学校では、ここまで問題演習に特化した講座がなく、問題演習中心で勉強したかった自分には一番向いていた講座だったと思い申し込みしました。

 

今は、問題演習の重要性も認識されてきているので、多くの講座で問題演習中心の講座が開講されています。

 

有名な受験予備校としては、LECTAC資格の大原日本マンパワー、などが挙げられます。

 

その多くは今も大手受験予備校とし社労士受験界に君臨しているので、ある程度は企業の隆盛のない、安定した業界なのかなと思います。

 

しかし、10年間くらいのスパンで社労士受験業界を見てみますと、

 

効率よい勉強で合格を目指す実践的な資格スクールが台頭してきた感じがあります。

 

  • クレアールは最短の労力・時間で合格をめざす合格至上主義の講座を売りにしてきました。
  • フォーサイトは低価格でありながら講義付、テキストはフルカラーで少ないページ
  • 山川社労士予備校は、講義50回分を無料視聴できるようにし、
  • エル・エーは、テキスト、問題集などを市販の教材にすることで講義費用を低価格に
  • ネオスタは、スマホ対応で2種類のテキスト、講師の顔が出てこない独自の講義

 

など、それぞれの特徴があります。

 

それらの講座の大きな傾向としては、低価格・合格最優先・効率よい勉強法
こういった視点をふんだんに取り入れて差別化しています。

 

独自の路線で行くのは、ユーキャンで、広告費を存分に使うことで露出度、認知度を上げていますので、社労士受験生で最も多く利用されている講座かなと思います。

 

大手の社労士資格予備校を否定するつもりは全くありませんが、膨大な学習量を受講生に強いる傾向がある点はあまり自分には合わないという印象です。
もちろん、大手資格学校が一番合格者を出していると思うので、実績はあると思います。
あくまでも自分の印象ということですね。

 

でも、学校によっては9割が途中で学習を断念すると言いますから、これは異常な数字ではないでしょうか?

 

私自身も、ボリューム満点の総合講座を受講した経験がある者ですが、すべての教材を仕上げるということは、現実的に不可能でしたので、一部の教材を完ぺきに仕上げることを最優先したことが合格につながりました。

 

ほとんどの社労士受験生は、どのくらいの勉強をすれば合格するのかという勘所がわからないわけですから、むやみに大量の情報量を提供するのはどうなのかなと思ってしまいます。

 

こんな、受験生に過度な情報提供になってしまって現状を受験予備校は反省すべきではないでしょうか。

 

社労士受験生にやさしい通信講座とは

合格に必要な教材だけに絞り、受講生の負担も軽減したうえで、最短距離で試験に合格できるように工夫された社労士講座。
そのような社労士講座が私的には一番お勧めしたい講座になります。

 

後は、色々選ぶポイントはあるのですが、まず講義がしっかりしていること。
通学用の講義を収録したものをそのまま配信されても、無駄な時間(講師が板書しているコツコツ書いている場面が続く、など)も編集されていないようなお粗末なものもあります。

 

また、テキストの内容もけっこう重要かなと思います。
問題演習中心の勉強でも、テキストをまったく使わないということはないでしょう。
読み込む用のテキストはできるだけ薄く、調べる用のテキストは、法律の根拠や判例も掲載された情報量がしっかりしたものがいいですね。

 

テキストが自分に合わなくて、途中で変更するのはかなりのマイナスです。
自分の場合も、1年目の受験のときは通信講座のテキストが合わずとても苦労しました。
テキスト見本を確認せずに通信講座を申し込んだ自分が悪いのですが、大手資格学校の通信講座だから安心だろうと安易に決めてしまったのが失敗でした。

 

後からわかったのが、その通信講座は通学講座の付録のような存在だったんですね。
テキストは講義を聞いて理解する前提で作られていたので、テキストだけ何回も一生懸命読んでも理解しづらい代物だったのです。

 

あなたも、テキストはしっかり内容をチェックしてから選んでくださいね。

 

そういう点からすると、
フォーサイトなどは、薄いテキストで読みやすいようにカラーで仕上げられているので使いやすいと感じます。

社労士通信講座の合格率を調べる方法

社会保険労務士講座の合格率は、教育訓練給付金の検索サービスから調べることができます。

 

しかし、合格率は、受講した受験生のレベルや計算根拠、受講生の数などによって大きく数字が変わる場合があるので要注意です。

 

そもそも、全国平均の合格率自体が独学なども含めたすべての社労士受験生の合格率です。

 

一方、教育訓練給付金の検索サービスから調べられる各講座の合格率とはしっかり講義を最後まで修了した受講生の合格率ですから、比較しちゃいけないんですね。

 

 

各社労士通信講座の特徴記事一覧

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クレアールは、一貫して理想の合格を追及している資格スクールです。できるだけ“短期間”で合格できるだけ“最小の労力”で合格できるだけ“最小の費用”で合格このスタート地点が、他の有名資格スクールと一線を画したところです。ある有名スクールでは、合格後の一流の社労士になれるように、社労士試験でトップ合格を目指すとの理念で大量の教材をこなすコースが存在しますが、クレアールの社労士講座は、最短の労力・時間で合...

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大原は資格試験予備校としては大手の部類に分けられます。経理系の資格、簿記などの資格を中心に全国に展開する大手の学校です。資格の大原ともいわれるように資格取得に強い学校として知られていますが、一方で学校法人として学園を経営していることでも知られており、資格の専門学校だけでなく大学院大学、高等学校、幼稚園などもあるのが特徴です。資格講座は学生向けの専門課程と社会人向けの社会人講座に分かれており、社会保...

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