試験範囲の広さに圧倒される

社会保険労務士は今や難関国家資格です。
社労士試験の合格率を見ると平成27年度の2.6%に代表されるように低合格率であり、今後も5%を切る可能性は高いと予想されます。

 

数ある国家試験の中でも難易度はやや高めで試験範囲も広い事から、試験範囲の広さに圧倒され受験前に挫折してしまう人も多いと言われています。私の周りでも、結構社労士試験に挑戦しようと思ったけどあきらめという人は多いですね。

 

市販のテキストを買って勉強を始めたけど、あまりに試験範囲が広すぎて、勉強することが多すぎて、テキストも途中まで読んであきらめたという話が多いです。

 

年金科目だけでもかなりのボリュームなのに、他に労働基準法という判例まで含めた出題がされる科目や、複数の法律を一括りにした一般常識科目なるツワモノの科目までラインナップされています。

 

大きく、労働保険科目と社会保険科目に分類されますが、片方の科目だけ合格するような税理士試験のような科目合格制度はないので、一発で合格ラインを越えなければなりません。

 

社労士資格は夢の資格なの?

社労士資格を取得後は一生の仕事にする事も可能ですし、人によっては、「社労士資格⇒プラチナ資格」という人もいるみたいです。

 

私はさすがにそこまでは感じませんが、実際に私自身も、社労士試験合格という事実は意外な場面で役立っていると感じます。

 

周りを見ると、合格後に開業する人も結構たくさんいますし、私の同期の合格者で知り合いの方は8割方開業しました。

 

他の行政書士や中小企業診断士よりは開業率は高いかもしれませんね。
また、社労士で開業したけど廃業したなんてことも聞きますが、たまたまなのか、自分の周りには廃業した人もいないです。

 

ですから、私の周りのみなさんは社労士資格を取得して、いい意味で人生変わった人が多いと言えますね。

 

私自身も、開業という選択はしませんでしたが、社労士資格を取れて本当に良かったと思いますし、なにより自信になりました

 

まずは社労士試験に合格することを考える

社会保険労務士は難しい国家試験と考え、自分自身を追い込んでしまいがちですが、勉強方法にも種類やコツがあります。

 

試験範囲が広くても、ある程度の傾向は過去の試験問題を見ればなんとなくイメージはつかめてきます。
今はインターネットでも過去の試験問題や出題傾向を調べる事ができますので、ネットでの情報収集は欠かせません。

 

一方、資格スクールの先生の中には、社労士試験合格だけを考えるのではなく、合格後も資格を生かせるように、受験勉強のときから条文は常にひも解きチェックすること、疑問点は深くわかるまで徹底的に調べてわかるようにすることが大切と助言することもあるようです。

 

しかし、私はとにかく合格することが第一だと考えます。
合格後のことは合格してから考えるべきで、理想がどんなに高くても合格できなければただの人です。

 

最短で効率よく合格できることを最優先することが最も大切」だと私は考えますが、あなたはどう考えますか?

 

他の記事でも案内していますが、テキスト中心の勉強では、実施の本試験レベルの問題は全然解けないです。

 

これでは、見事なまでに解けないですね!
ですから、学習初期から問題演習を学習の基軸に置いて勉強していくことをお勧めします。

 

テキストの内容を理解しないうちから問題を解いてもどうせ解けないという思いがあると思いますが、
問題演習の最初から問題をスラスラ解けるなんてことはないのですから、解けなくても問題ないと思った方がいいです。

 

学習を始めたばかりのころは、多くの受験生はテキストの情報をインプットすることで精いっぱいで、そもそも
問題を解くどころじゃない、という人も多いと思います。

 

ですが、問題が解けなくても全く問題ありません。;「何が問われるか」を理解していくことが大事だと思います。

 

テキストで一つの項目や単元が終わったら、;過去問の該当する問題にあたります。

 

このとき、問題が解けるかどうかは関係ありません。いきなり解説を開いてもかまいません。
何をするかと言うと、問題としては、何を問われるかを確認するということですね。

 

そして、余白に過去問題であれば出題年度を書いておくとか、テキストにかかれていないことは追記するとかの作業をしていきます。

 

すると、情報が一元化できるんですね。
後から、テキスト読みのときに、テキストのインプットと同時に、 何を意識して覚えればよいのかも確認できるようになります。

 

また、本試験を突破するには、確実な知識というものがいかに重要かも意識してほしいです。
社労士試験は難関試験だからとやたらと細かい知識を追い求めてしまいがちです。

 

確かに本試験で出題される難問をみてしまうと
「ここまで細かい知識が必要なのか?」
と思ってしまいます。

 

これは心理的に正常なんですが、手を広げてしまうことで基礎的な知識を確実に習得するという意識が希薄になってしまいがち。
何をおいてもまず基本を完璧にしていることが大事なんですね。

 

基本知識があって、それを使ってどれくらい考えられるか、が求められると思ってください。
では、基本知識とは何かってことですが、それは汎用性のある知識だと思ってもらっていいです。

 

知識と言うと、「暗記」と考える人は多いのですが、実は汎用性・拡張性がありません。
だから、暗記で対応しようとすると、大量に覚えなければいけないという負のループに陥ってしまうのです。

 

大抵の人は、その途中で学習に挫折してしまいます。
知識とは、単なる暗記ではなく、考え方の根本を身につけることです。

 

では、知識はどうやって身につければよいのでしょうか。
テキストを読むのでも、問題を解くのでも、やりっぱなしにしないことがポイントになります。

 

分からない点や、躓いた点は徹底して見直しをすることです。
そこで、分からなかった理由、躓いた理由が分かれば、あとは、その対処方法を考えれば良いことになります。
それは、覚えなおすことだったり、考え方の勘違いを正すことだったり、人それぞれです。

 

ここで、「分かった気」になってやりっぱなしにしてしまうと、何度でも同じ間違いを繰り返すことになります。
そうなると、学習の意欲もだんだんと失われてくるという悪循環に陥ります。

 

過去問演習では、どのポイントで間違えたのか、考え方は合っていたのか、その検討にこそ時間をかけるべきです。しかもスピード感を持って進めるといいですね。

 

本試験で同じ問題が出ることは稀でしょうが、考え方は応用次第で様々な問題に対処できるからです。
また、出来ている問題に多くの時間を割く必要ないので、次回見直しや再度問題を解いてみる時には飛ばせるよう、自分で決めたマークで問題を分類しておくのが良いでしょう。

 

応用力が身に付くというわけですね。
また、ある程度学習が進んで来ると、インプットした知識に引きずられて、考えがおろそかになる結果、以前は正解出来た問題を間違えることがあります。

 

そういう時も、考え方の基本となるものは何か、を良く考え、知識を整理しなおしましょう。
「ただ知っている」という状態から、「自分の道具にする」ということをイメージしてみてください。

 

学習には伸び悩む時期が必ずあります。
そんな時期こそ、基本知識を定着させることを意識してみましょう。

通信講座を利用するメリット

幅広い範囲での勉強が必要ですが、自分で教材選びまでしていたら大変です。
独学の場合は教材選びでまず苦戦してしまう事があります。さらに試験範囲が広いため、どの程度まで勉強すればよいのかわかりにくいため迷ってしまうんです。

 

過去問題集をたくさんこなしたり、模擬試験で試験に慣れておく事も大切ですが、テキスト読みと問題演習の勉強の割合なども迷うところです。

 

また社会保険労務士試験に合格した人の体験談なども参考になりますが、結局は細かな勉強法まではわかりません。

 

私が社労士試験に合格した理由を合格のポイントとして説明している記事がありますのでこちらもよければ参考にしてください。

 

特に働きながら社会保険労務士を目指す人の場合、受験勉強にだけ集中できればいいのですが、働きながらの場合は勉強に充てる時間は限られてしまい、勉強不足の状態となってしまいます。

 

こういう場合は通信教育を利用することで効率良い勉強ができます。

 

ある程度試験の傾向などから問題集を作っていますし、効率よく学べます。

 

よく、きれいな凝ったノートを時間をかけて作って勉強されている方もいますが、この方法で効率よく覚えられ問題が解けるようになればいいですが、キレイなノート作りが目的になっていたら本末転倒ではないでしょうか?

 

常に、効率良く勉強することを意識して、本試験でいかに合格点を取るかを考えなければいけないと思います。
そのためには、学習計画もしっかり管理しておかないといけないと思いますし、しっかり問題演習もこなさなくては問題を解ける実力も身につかないです。

 

初めての受験だと、本試験までの受験計画が立ちにくい面がありますが、通信講座を受講していれば、通信講座のスケジュールに任せることができて便利です。

 

特に、今の通信講座は、昔と比べて通信機器の発達でとても勉強しやすいツールになったと感じています。

定期的に課題が送られてきて、それを回答して郵送して添削を受けるという昔の通信講座は今やほとんどありません。

 

スマホで講義はいつでもどこでも視聴できますし、疑問点もネットから簡単に問い合わせできます。回答もスピーディですね。
社労士学校によっては、テキストもネットからダウンロードすることが可能です。

 

費用はかかりますが、社会保険労務士を目指すために必要な教材もあらかじめ揃っているので、自分で悩みながら揃える手間も省けます。

 

ネックの費用も、独学でかかる費用と比べ手もそん色ない低価格で講座を提供してくれる予備校も出てきました。代表格がフォーサイト社労士講座でしょうか。

 

通信講座なら限られた時間の中でも効率よく勉強が進むので、働きながら社会保険労務士を目指す人にも心強い味方になってくれるでしょう。

 

実際に働きながら通信教育で学び、社会保険労務士になった人もたくさんいます。
統計はないのですが、10年前の社労士合格者で通学・通信・独学の3つの学習形態を調べれば、おそらく圧倒的に通学講座の受講生が多かったと思います。

 

次に通信講座の受講生が少しいて、独学での合格者は数%に過ぎなかったと思います。実際に、自分が合格した数年前は同期合格者の大半は通学生でした。

 

今は、ネット社会が進んでいて、特にスマホの普及が大きいと思いますが、通信講座のマイナス面がほぼなくなってプラス面が増えたため、通信講座受講生の社労士合格者の方がもしかしたら通学生より多いかもしれません。