長文化する試験問題に対応するには?

ここでご紹介するテクニックをマスターすることで次の成果を得ることができます。

  1. 余裕を持って問題に取り組めます。見直しをする時間の余裕ができます。
  2. ケアレスミスを極力減らし、無駄な失点を防ぎます。
  3. 科目ごとの足切りを回避するテクニックが身につきます。

 

問題を早く解くことはとても重要です。
しかし、受験の指南書や合格体験記であまり強調されないので、とても不思議に思っていました。

 

もし択一式の解答時間が1時間長くなったとしたら合格ラインが5点くらいアップするのではないでしょうか。

 

私の紹介するテクニックを使うと、時間が足りなくなるということはまずありません。十分見直しまでできるはずです。

 


せっかくひとの何倍も勉強しても時間不足で失敗したとしたら泣くに泣けませんね。
試験は時間との戦いなんですが、意外と受験生はそこが無関心なんです。

 

知識の習得も大事ですが、実力を本番でしっかり発揮できることも意識しておかないと、不本意な結果になってしまいかねません。

 

特に、試験の直前期ではこのような本番を意識した試験対策をすすめていきたいところです。

 

せっかくの知識があっても時間切れで解答できなかったとしたら、それだけのために1年を棒にふることになったら・・・。
勉強を続けるうちに、そういった不安も感じるようになってきたんですね。

 

ですから、
問題を早く解く」ということは、受験時代の私の大きなテーマでした。

 

実際に本試験を受けたことがある方や模擬試験を受けた経験のある方はおわかりでしょう。
制限時間を気にすると、どうしても焦って問題を解くことになります。

 

その結果、問題の流し読みをしてしまったために、本来の実力では発揮できずに、正解可能であった問題を落としてしまう事態は十分あり得ることです。

 

もし、高速度で且つ問題を流し読みすることもなく解答できれば、時間不足に焦ることもないでしょう。
正解に辿りつけるか否か、この違いは言うまでもなく非常に大きいことなのです。

 

 

出題側からしても、文章量を増やせば単純に正解率は下がりますから、落とす試験である社労士試験では、問題の分量を増やすということはとても有効な手段だということがいえます。

 

それでは、より高速度で問題を解くにはどうすればよいのでしょうか。

 

私はある合格体験記の、
「問題を早く解く手法を考え出し、それを実践したので時間不足に悩まされることはなかった」
という趣旨の記述に触れ、それがずっと気になっていました。

 

そこにはさらに、
「ここで公表してしまうと、次年度からは使えなくなる恐れがあるので書きませんが・・・」
という、とても気になることも書いてありました。

 

あなたも気になりませんか?

 

私が、その方と同じ手法を見つけ出せたのかどうかわかりませんが、今から述べる手法でも十分目的は達成できると思います。私なりの答えです。

 

手法は至って簡単ですので、試験当日すぐ使えるものです。

 

設問の問い方は2パターン
まず、社労士試験の設問を思い出してください。問題文ではなく、設問のほうです。
ほとんどの設問は、「次の文章のうち、誤っているものを選べ」か、「次の文章のうち、正しいものを選べ」かどちらかでしょう。

 

ここでのポイントは、「次の文章のうち、誤っているものはいくつあるか選べ」あるいは「次の文章のうち、正しいものはいくつあるか選べ」というものではないという点です。

 

実はここに大きなポイントが隠されています。

 

つまり、「次の文章のうち、誤っているものを選べ」という設問は、

 

仮に1問しか正誤の判断ができず、他の肢はすべてわからない状態でも、正解を導き出すことが可能だということです。

 

これが、「次の文章のうち、誤っているものはいくつあるか選べ」あるいは「次の文章のうち、正しいものはいくつあるか選べ」という設問になると、全部の肢がわからないかぎり、確実に正解に辿りつくことはできません。

 

上の設問より下の設問のほうがはるかに難しいことはおわかりいただけると思います。

 

つまり、社労士試験では、司法試験の短答式のような後者の設問形式ではなく、
誤っている選択肢、正しい選択肢は問題文のなかでひとつしかありません。その一つを選ぶだけでいいのです。

 

このことは同時に、もうひとつのことが言えます。

 

それは、
必ずしも5肢すべてを読まなくてもよいということです。

 

ここは重要なので再度述べます。

 

問題を解くときに、すべての問題文を読まなくていい!」のです。

 

うまくすれば、設問の最初の選択肢が正解だとわかれば1問解くだけで次の設問に移れるのです。

 

最初は不安があるかもしれません。しかし、この手法で解答していけば後になって時間の余裕ができますから、あとでじっくり見直しもできるのです。

 

ただし、あとで見直しができるからといって、安易に解くのは絶対に避けなければなりません。

 

すべての問題文を読まずに解けた問題は、基本的には必ず正解になる問題なので、判断した論点は線を引いておくなり一字一句見落としのないよう注意しながら解答してださい。

 

何はともあれ、まずは高速で問題をすべて一巡することに専念しますが、ここでは、あとで見直しができるように回答の痕跡を残しておくということが重要です。

 

問題文を解く際の細かなテクニック

ケアレスミスを防ぐために

また、意外と多い間違いが、「適切なもの」を選ぶ問題で「不適切なもの」を解答してしまうパターンです。

 

最初に問題を読んだ時は「適切なもの」を選んでいても、ついつい問題文を読み進めていくうちに「不適切なもの」を選んでしまうことがあります。

 

そんなケアレスミスを防ぐためには、
出題文の横に大きく「○」、「×」を書いておくことです。単純なやり方ですが、意外に大きな効力を発揮しますので是非取り入れてみてください。

 

さらに、○×を書いておくと、後で見直した時にもマークミスがすぐわかります。

 

時間短縮と効率性

他に、細かいところですが、マークシートへの転記はいつ行うのがよいのかという点です。

 

わたしの場合は、各科目ごとに転記していきました。
全部解き終わってから一挙にマークシートへ転記しようという方もみえるでしょうが、けっこう時間がかかることを覚悟しておいて下さい。

 

最低、10分はかかると思います。

 

1問ずつマークシートへ転記していてはあまりに効率が悪いので、自分はどのやり方が合っているのか事前に決めておかれるといいでしょう。

 

科目の回答順序

次に、回答する科目の順序ですが、通常は得意科目あるいは易しいといわれる科目から入っていく場合が多いと思います。

 

このときに注意したいのは、受験した年によって科目の難易度が変わる場合があるということです。

 

1科目に30分以上かかるようなら、その科目はかなり難しくなっているといえます。
足切りも大事ですが、総得点も大事です。

 

1科目に時間がかかりすぎていると思ったら、次の科目にひとまず移るということも状況によって判断して下さい。
やさしい問題だったのに、時間がなくて解けなかった」というケースだけは避けたいところです。